そもそもラクトフェリンは、国立がんセンターなど、がん治療を研究する場で注目されていた成分でした。その後、東京大学やライオン研究開発本部が歯周病を予防する成分としてのラクトフェリンに注目し、研究をすすめていたところ、偶然、内臓脂肪をつきにくくする働きもあることがわかりました。もともと健康食品として開発されたのではなく、がん治療や歯周病予防などの現場から生まれたサプリメントというのが、面白いですね。
なんだかすっかり効果があるような気がしてきたラクトフェリンですが、本当の本当に、メタボが予防できるのでしょうか?2007年日本栄養・食糧学学会で発表された研究によると、35~60歳の男女12人に、1日あたり300mg相当のラクトフェリンが入ったタブレットを摂取する実験を行いました。ラクトフェリンの効果を測定するため、あえて運動や食事制限などは行わなかったそうです。2カ月後の実験結果では、ウエストサイズ、内臓脂肪面積ともにあきらかな減少が見られました。
なかでも45歳男性被験者は、内臓脂肪が40%も減り、ウエストサイズが5cmダウンしたそうです。
わが家でも、実は、びっくりするぐらい早く効果が出ました。
主人は、なんだかお腹周りがすっきりしてきたようだと話しています。「ベルトの穴がひとつせまくなるのも時間の問題だ」と、自慢しています。私は、なんだか肌の乾燥が少なくなってきたような気がします。効能をよく見たら、美肌効果もあるみたいですよ。
ラクトフェリンの服用をはじめて、まだ2カ月足らずで、これです。前には避けていた体重計にも、進んで乗りたくなってきています。
生後間もない赤ちゃんが母乳からラクトフェリンの恵みを受けることができるのは、胃が未発達な段階にあるせいでラクトフェリンが腸にダイレクトに届くからです。
けれども、体ができあがってしまった大人は、なかなかそうはいきません。ラクトフェリンを摂り入れても内臓脂肪がたまっている腸にたどりつく前に、胃で分解されてしまうからです。なので、サプリメントを選ぶ場合には、コーティングしてあるものが効果的だそうです。