メタボ対策、すでに国をあげての取り組みになっています。厚生労働省の調査によると、40~74歳の国民のなかで男性の2人に1人が、女性の5人に1人が、メタボとその予備群と考えられています。同省では、2008年から、予防・改善を目的とした新しい健康診断制度、メタボリック・シンドローム検診を始めました。対象となるのは、「40歳以上の被保険者・被扶養者」です。つまり、40歳以上の国民全員が、メタボ検診を受けることが義務づけられているというわけです。
従来の健康診断と比べると、メタボかどうかの判定後、その診断結果によっては、下記のような保健指導が行われるのが特徴です。
3種類の保健指導のなかでも、とくに2番目の食育の推進については、「食事バランスガイド」をもとにした指導になるようです。これは、厚生労働省と農林水産省が合同で作成した指針で、1日のうちに「何を?」「どれぐらい?」食べるとよいかが、具体的な料理で示されています。食材ではなく、料理で示されているので、夕飯のレシピを考えるときのヒントにもなりそうですね。
あくまでも、メタボは病気ではなく、症状。病気予備群ですよね。未病のうちにメタボ対策をして、健康を維持して長生きしましょう、というのが厚生労働省の建前でしょう。一方、その本音には、今後、ますます増え続ける医療費の問題も絡んでいるのかもしれませんね。